【適性診断あり】Webデザイナーに向いてる人の4タイプ

【適性診断あり】Webデザイナーに向いてる人の4タイプ

まずは適性診断をしてみよう

大前提として、Webデザイナーに必要な性格はありません。みんなちがってみんないい、Webデザイナーはそういう職種です。

ネットを検索すると「こういう性格の人は向いてる」という情報がたくさんあります。嘘ではないですが、気休め程度に捉えておきましょう。本当に性格は関係ありません。

たとえば「気の利く人が向いてる」……それってほとんどの仕事に言えることだと思いませんか?

ほかにも「こだわりが強い人が向いてる」……こだわらない、というこだわりが強い人もいます。また、こだわり派だけではなく、こだわらずに顧客の要望を汲み取れる人も重宝されますから、なんとも言えません。

性格で向き不向きを断言するのは、よほど多くの人を対象にした統計でもないかぎりは、気休め程度の情報に過ぎません。

この記事でも、こういう性格が向いてるよ、という情報はないです。

ちょっと怪しい占い師みたいな言い方になりますが、WebデザイナーになってもあなたのままでOKです。「こういう性格にならないと駄目かも」「こういう性格がないと駄目なのかな」と思い悩む必要はありません。

ということで今回は性格診断ではなく、あなたの嗜好で適性を診断する試みです。

Webデザイナーに向いてる度を診断

Q1. 仕事をする上で、最先端の仕事ができることを重視する

Q2. 仕事をする上で、クリエイティブな仕事ができることを重視する

Q3. 仕事をする上で、自由な働き方ができることを重視する

Q4. 仕事をする上で、プライベートな時間を確保できることを重視する

Q5. 仕事をする上で、スペックの高いIT環境で仕事ができることを重視する

Q6. 仕事をする上で、きれいなオフィスで仕事がきることを重視する

Q7. 仕事をする上で、給与水準が高いことを重視する

Q8. 仕事をする上で、自分自身のスキルアップを支援する制度が充実していることを重視する

Q9. 仕事をする上で、企業の社風やビジョンに共感できること重視する

Webデザイナーが自分に向いている人

適性診断お疲れさまでした。ここからは診断結果をより深く理解するために、周辺知識も含めて書いていきますね!

Webデザイナーに向いてる人とは、Webデザイナーが続く人である

Webデザイナーに向いてる人という言葉は、各メディアで異なることに気づきました。当記事では「Webデザイナー業が続く人」を向いてる人として定義しています。
Webデザイナーに向いてる人という言葉は、各メディアで異なることに気づきました。当記事では「Webデザイナー業が続く人」を向いてる人として定義しています。

そもそも向いてる人とは何でしょう。ネットを検索すると、各メディアが言う「向いてる人」の定義が大きく4つあることが分かります。

  • タイプ①:Webデザイナーに、なれる人
  • タイプ②:Webデザイナーが、続く人
  • タイプ③:Webデザイナーとして、伸びる人
  • タイプ④:超一流のWebデザイナーになる人

この4つの意味がごちゃまぜになっているので、当記事では2つ目の「Webデザイナーが、続く人」を向いてる人だと定義します。

向いてる人の定義① Webデザイナーに、なれる人とは

医師や税理士やキャリアコンサルタントみたいな資格ビジネスではないので、誰でもなれます。

Webデザイナーです、と言ったときからWebデザイナー

知り合いのWebデザイナーさん

向いてる人の定義② Webデザイナーが、続く人とは

Webデザイナーとして長く活動していける人を向いてる人とも呼びます。

当サイトではこれを「向いてる人」の定義として採用したいと思います。

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続けばそれなりに伸びる職種でもあるので、次の定義に片足突っ込んでる感じもあります。
ソイラテ編集部 さいじゃく

向いてる人の定義③ Webデザイナーとして、伸びる人とは

1年ほど続けた上で、それでもデザインやコーディングが好きだと思える人はもう勝手に伸びます。

勝手に伸びるというのがポイントです。

会社選びの参考になるかもしれないので横道にそれますがアドバイス。

本当に人が伸びる会社は、底上げのための人事制度ではなく、上位の伸びてる人たちをエコヒイキする制度を設けている会社です。

伸びてエコヒイキされてる人を見て、中間層も引っ張られて成長します。

そういう会社に入れたらラッキーです。

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ちなみに底上げ型の会社では上位の人間が腐って辞めます。
ソイラテ編集部 さいじゃく

向いてる人の定義④ Webデザイナーとして、すごい人とは

何年も続けた上でなお「私がデザインを好きなんじゃない、デザインが私を好きなんだ」……そう言える人。

IT人材白書による調査

では、どういう人が続く人なのでしょうか。答えの見つけ方はカンタンです!

どういう人が続くのかは、続いている人を見れば分かるはずです。

調査機関独立行政法人 情報処理推進機構
調査方法ウェブアンケート調査等
調査期間2020年1月24日〜2020年3月2日
対象先端IT非従事者
回答数国内7000社中の2044社が回答
出典IT人材白書2020(※1) p.191(頁の下部)

仕事で重視していること

続いている人たちが、仕事で重視していること(出典:IT人材白書2020)
続いている人たちが、仕事で重視していること(出典:IT人材白書2020)

当記事の診断テストの要になったのはこの統計です。現場のプロたち(=続いてる人たち、つまり向いてる人たち)が仕事で重視していることに関する統計です。

続いてる人たちが何を重視して働いているのか、その回答とあなたの回答がどのくらい合致しているかで向き不向きを算出しました。

ただ、回答者にはWebデザイナー以外の人(いわゆるプログラマーなど)も含まれています。

最もボリュームの多い回答と合致した項目はプラス2、次点がプラス1、続いて0と-1となります。なお、一部の問は回答が僅差だったためプラス1が2つある質問もあります。

自由、お金、成長を特に重視している

統計を見ると、次の4項目が飛び抜けています。

  • プライベートの時間を確保しやすいこと
  • 自由な働き方が出来ること
  • 給与水準が高いこと
  • 仕事を通じて自分自身が成長できること

むちゃくちゃ共感できます。

ちなみに選択肢にある「最先端の仕事」とは、AIや自動運転やVRやDevOpsなど最近IT業界でトレンドになっているジャンルです。そちらに強く興味がある人はWebデザイナー以外の道が向いてます。

まだ適性診断を行ってない方は2分でできるので、是非トライしてみてください。

Web制作白書による調査

別の統計も紹介します!こちらは雑誌Web Designingの企画で「Web制作白書」と呼ばれています。

調査機関雑誌Web Designing
調査方法メールマガジンやSNS等
調査期間2020年10月〜2020年11月
対象個人制作者や制作会社や学習中の人
回答数400人以上
出典雑誌 vol.206 p.24〜

学習者はどんな仕事がしたいと考えているか

これはWebデザイナーになりたい人たちの声です。

みなさんと同じくWebデザイナーを目指して学習している人が、どういう志向を持っているか分かります。

育児や将来設計、海外移住などのライフステージの変化に適応するためにWebデザイナーを目指している声も目立ちます
育児や将来設計、海外移住などのライフステージの変化に適応するためにWebデザイナーを目指している声も目立ちます

画像のままでは読みづらいかもしれませんので、1つずつ引用しておきます。

voice
現職の経験にプラスしたい
現職の広報・アパレル・WebマーケティングスキルにWebデザインのスキルを加えてアパレルIT分野でマルチに働きたい
Web業界で働いている人
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独立志望
地方に住み、フリーランスとして働きたい
Web業界で働いている人
voice
資格取得も念頭に
どこに居ても仕事ができるようになりたい。Webの検定試験などにも挑戦したいです
求職中の人
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育児をしながら
育児中に家で働けるようになりたい
WEB業界以外で働いている人
voice
UXデザイナーに
UIデザインの仕事をしながらSEOやマーケティングも学び、UXデザイナーとしてステップアップしていきたい
WEB業界以外で働いている人
voice
広報コンサル
制作を学び、将来的にはフリーで広報コンサルティングをしたい
WEB業界以外で働いている人
voice
将来を見据えて
現在はインハウスデザイナーを目指してWebデザインのスキルを磨いていますが、いつかまた現職(教育関連)の仕事にも携わりたいと考えています
WEB業界以外で働いている人
voice
海外移住
転職し経験をつんだ後でフリーランス化、海外移住を目指しています。あわよくば他国で永住権を取得し、日本と行き来しながら生きていきたい
WEB業界以外で働いている人
voice
つくる人に
現在はまったく異なる業種についているので、デザインやマークアップの基礎を学び、自分でつくる間隔を身につけたいと思っています
WEB業界以外で働いている人

採用担当は、どういうWebデザイナーが向いてると考えているか

どういう人を採用したいか、という採用担当者の声も同誌から引用しておきます。

採用担当者の声です。主にビジョンへの共感を声高に叫んでいます。
採用担当者の声です。主にビジョンへの共感を声高に叫んでいます。

Webデザイナーの求人あるあるですが、スーパースターを募集している担当者もチラホラいます。そんな聖徳太子みたいな人おらんて……と思います。

募集要項を見るときは現実的な声だけ参考にしましょう。あれもこれも出来て経営者目線で考えられるデザイナー!みたいな条件に気圧される必要はまったくないです。(そんな人は応募してこないから)

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学ぶ意欲
とどまることなく学び続けられる人を求めています
スタッフ数4名の会社
voice
経営的な視点
入社する会社に対して、経営的な視点を持って取り組める人材
スタッフ数2名の会社
voice
相性大事
少人数の会社のため、キャラクター面や、お互いの”合う合わない”には気をつけています
スタッフ数5名の会社
voice
モラル
いい人を求めています(モラルの面で)
スタッフ数3名の会社
voice
強い思い
未経験者の方でも、地元でクリエイティブな仕事をやっていきたいという強い思いがある方であれば歓迎
スタッフ数9名
voice
育成が重要に
優秀な人材がクライアントワーク系の企業から事業会社に移動しつつあると感じています。そのため今は「事業会社で活躍しているマネジメント層」を狙うか、そうでなければ「若手を採用して育成する」かのいずれかしかない、というのが実際のところです
スタッフ数45名の会社
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コミュニケーションこそ
Webの業界だけの話ではないと思いますが、コミュニケーションがしっかり取れる、課題解決ができる人材を求めています
スタッフ数16名の会社
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基礎の積み重ね
なにごとにも「基礎」の積み重ねを嫌がらず、地道に努力できる人。新技術のキャッチアップ、インシデントの予防に取り組める人
スタッフ数1名の会社
voice
カルチャーフィット
会社のミッションやビジョンへの共感と、それにともなうカルチャーフィットが一番大事だと思っています
スタッフ数17名の会社
voice
淡々と
真面目さと、淡々とした成長意欲がある人を採用したいと考えてます。
スタッフ数100名の会社
voice
ミッションへの共感
会社のミッションに共感してくれるかどうか
スタッフ数8名の会社
voice
チームの一員として
小さな会社なのでチームメンバーとうまくやっていけそうかを重視しています。また、エンジニアとして新しい文化になじんでいけるかも見ています
スタッフ数6名の会社

Web Designing編集部のコメントも引用しておきます。

制作会社が求めているのはスキルだけではなく、自分たちの個性やミッションを理解し、ともに成長できる仲間なのでしょう。Web業界で働こうと考えている皆さんは、その点を頭に入れておくと就職活動がうまくいくのではないでしょうか。

雑誌 Web Designing

ストレングスファインダーの傾向

自己分析の有名なメソッドで「ストレングスファインダー」というものがあります。同名の書籍が有名で、個人的に8冊買った経験があります……(爆)

というのも1冊ごとにIDが割り当てられていて、IDごとに診断テストを受けることが出来るというものだから、個人的に3冊(4年に1冊)、ソイラテ編集部関係者に5冊です。

自己肯定感が高まる診断結果なので、かなり普及しています。

自分の資質のうち、最も強い上位5個を診断テストを通じて表示してくれます。

これを公開しているデザイナーさんがウェブ上でけっこういました。それらを地道に数えたので、こちらにまとめておきます。

調査機関ソイラテ編集部
調査方法ググりました
調査期間2021年3月8日までに検索結果
対象Webデザイナーや制作会社のブログやサイト
回答数20人
資質グループ 資質名 ざっくりした意味 人数
実行力 アレンジ 何かを組み合わせることが得意 7
回復思考 物事を本来あるべき姿に戻す資質
規律性 ルーティン化することが得意 2
公平性 みんな平等に扱いたい 1
影響力 活発性 始めたくてウズウズする! 1
競争性 勝つことが正義
コミュニケーション 言葉で表現する才能 12
最上志向 平均ではなく、優秀でありたい 18
人間関係構築力 運命志向 全てに意味があるという志向 2
共感性 相手の感情を察する 6
個別化 1人1人の物語を大切にする 8
親密性 深い関係を築くのが得意 9
戦略的思考力 学習欲 学ぶの大好き 11
原点思考 本質を探る力 3
収集心 蓄積に喜びを感じる 8
戦略性 問いかけ、選抜し、行動することが得意 12

特に多いのは次の5つですね。

  • 最上志向
  • コミュニケーション
  • 戦略性
  • 学習欲
  • 親密性
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これらがないとWebデザイナーにはなれない、ということでは全く全く全くありません。こういう人がいるんだねー、へー、とスルーしてOKです。
ソイラテ編集部 さいじゃく

戦略性とかコミュニケーションが高いのは、集計した中にディレクションもするWebデザイナーさんが多かったせいかもしれません。

書籍代(1,980円)のみで診断テストができるので、自己分析の触りとして一回やっておくことをおすすめします。自己肯定感が爆上がりです。

書籍名は、ストレングスファインダーです。

デザインかコーディングのどちらかと向き合える素質

統計としてはないですが、多くの人が「これは絶対必要」と言ってるものはあります。

それがデザインかコーディングのどちらかと向き合える素質です。

  • デザインは良さそうだが、コーディングはアレルギー反応でるほど嫌だ
  • コーディングはいいけど、デザインはよくわからない
  • 両方興味ある、チャレンジしたい

こういう人は続くでしょう。詳しくは後述するよくある質問をご覧ください。

両方嫌いな場合は?

実は両方苦手でも成立する道もあります。

ディレクションという道です。WEBディレクターと呼ばれていますが、未経験からいきなりWebディレクターは厳しいです。未経験からWebデザイナーやりつつディレクションも担当するというケースはよくありますが、未経験でデザインもコーディングも嫌いな状態でWebディレクターになるのは辛すぎます。

無理せず別の道を模索しましょう。

Webデザイナーが人生に向いている人

Webデザイナーを目指す人の声でも多かった「ライフステージの変化に適応すべくWebデザインを学ぶ人」について言及していきます。
Webデザイナーを目指す人の声でも多かった「ライフステージの変化に適応すべくWebデザインを学ぶ人」について言及していきます。

ここまではWebデザイナーが自分に向いている人について書いてきましたが、ここからは人生に向いている人について書きます。

自分自身と自分の人生は別物なので、取り扱い注意です。自分の人生にあった働き方を、自分らしい働き方だと勘違いしてしまうと、本質的なミスマッチが発生します。

そうすると数年後に「このままでいいのかなぁ」「なんか新しいこと始めたい」という衝動に駆られます。

あんまり書くと自己啓発っぽい内容に偏るので割愛しますが、人生に都合がいいからWebデザイナーやろう、という視点だけではなくて「自分に合ってそうだな」という適性も大事にしてね、ということです。(この記事の前半部分のことです)

「人生に向いてる」を冒頭で定義した4つの「向いてる人」に加えるなら「Webデザイナーが、都合が良い人」と言えるでしょう。

次のような方々の人生には、Webデザイナーが向いてます。

何かと仕事を両立させたい人

出産や結婚や介護を機に第一線からは退いて、フリーランスとしてちょいちょい稼ぎたいなと思っている人には、Webデザイナーは向いてます。

未経験からフリーランスを考えている人

コネなし未経験だけど、クラウドソーシングなどでフリーランス活動をしていきたい人にはWebデザイナーは向いてます。

ただし今現在の生活が困窮してないという条件で、1年位は下積み期間と割り切れる人に限ります。未経験フリーランスは最初は稼ぎが少ないものです。

未経験フリーランスより正社員がよくない?

はい、正社員経由でフリーランスになったほうが無難です。その選択肢がとれるならおすすめです。

それならスキルとコネをゲットしてから独立できる可能性あります。

職業訓練で手に職をつけたい人

いま働いてるけど色々あって辞めたいと考えており、かつ雇用保険で職業訓練が受けられるから何か手に職をつけたいと考えている人にもWebデザイナーは向いてます。

Webライターから転職したい人

いまWebでライターやってるけど、単価低すぎて辛い……と思っており、物理的にも人間関係的にも時間的にも在宅ワークの基本環境はあるから、似た環境でできるWebデザイナーに興味があるな、という人にもWebデザイナーは向いてます。

向き不向きについてメンタリングでよくある質問

デザインができないデザイナーは適性ありませんか?

実は最初の私はコーディングだけ好きでしたが、デザインはからっきしな状態でした。

割と多いです。コーディングだけの人。

ただ、デザインは「近接の法則」とか「整列の法則」とか「グリッドデザインのルール」とか「黄金比、白銀比」みたいな原理原則がたくさんあるので、デザインセンスは学習可能な能力です。

そういうのを学ばなくても何となくデキる人はセンスがいい、というのだと思います。

しかし、そのセンスは学習可能なのです。うかうかしているとセンスだけの人も危ないです。

Webデザインは、学び続けたら勝てるジャンルです。

逸材の花より 挑み続け咲いた一輪が美しい

LiSA 紅蓮華(鬼滅の刃の主題歌)

ゼロからデザインルールを学ぶカリキュラムはこのサイトでもまとめてあります。

コーディングできないWebデザイナーは不向きですか?

未経験の方のメンタリングをたくさんしていますが、コーディングが嫌な人は苦手とかじゃなくてアレルギー的な忌避感を覚える人が多い印象です。どのくらい嫌ですか?

もし忌避感を覚える、もう見たくない、と思うほど嫌ならコーディングは捨てましょう。デザイン面だけでも進路はあります。

正社員のWebデザイナーがコーディングから離れる方法

正社員ならディレクション身につけて、デザイン作業とパートナーや後輩のマネジメントがやりたいと上司に進言すれば、わりと楽にコーディングから離れられます。

会社としてはディレクションが出来るハブになれる人材が中にいたほうが、たくさん案件を回せるので重宝されます。

給料も高いはずです。

フリーランスのWebデザイナーがコーディングから離れる方法

フリーランスならパートナー見つければOKです。

知人にいれば話は早いですが、居ない場合でも時間とお金をかけて探せます。

最近はフリーランス同士でチームを組む文化も水面下で広がってきました。

将来的にフリーランスは何らかの形でアライアンスを組むもの、という文化は根付くと思います。今からパートナー探しにはアンテナを貼っておきましょう。

  • クラウドソーシングなどで外注しながらいい人を探す(お金かかる)
  • インタビューを申し込んでいい人かどうか探る(お金かかる)
  • 勉強会やセミナーなどで仲良くなった人とチームを組む(時間かかる)
  • 知人に同業者を紹介してもらう(手堅い)

Webデザイナーに学歴は関係ありますか?

体感的にはないです。

ただ先述したIT人材白書に面白いデータがあったので掲載しておきます。下図の「先端IT非従事者」にWebデザイナーが含まれます。

最終学歴(出典:IT人材白書2020)
最終学歴(出典:IT人材白書2020)

大卒が多いですね。世の中的に大卒が多いから、こういう結果になっているだけだと思います。実力主義または将来性重視な業界です。

大卒ですが、文系か理系か関係ありますか?

専攻(出典:IT人材白書2020)
専攻(出典:IT人材白書2020)

文系が一番多いです!私も文系ですし、そこは問題ないですよ。Webデザイナーはデザイン面への興味も必要なので、この結果よりさらに文系が多い印象です。

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美大卒もいますが、そういう人のWebデザインはちょっとアーティスティックすぎて逆に使いづらかったりする傾向が……もし美大卒でWebデザイナー目指しているならWebデザインはアートじゃない、ということを事前に知っておこう。
ソイラテ編集部 さいじゃく

前職がデザイン系じゃないのですが、Webデザイナーになれますか?

こちらはWeb制作白書からの引用です。

Webデザイナーになる前の職は何か(出典:Web制作白書)
Webデザイナーになる前の職は何か(出典:Web制作白書)

前職の1位は学生、次いで営業・販売職です。営業からWebデザイナーになる人が非常に多いですね。フリーターからWebデザイナーもまぁまぁいます。

つまり前職は関係ないです。前だけ向いて選択していい職種、それがWebデザイナーです。