使い方
所要時間: 5分.
- 新規投稿(省略可)
記事がないと動きを試せないので、新たに投稿を作成しておきます。ただし下書き保存では自動生成してくれません。本番環境でテストする方は新規投稿を公開しても大丈夫であることを確認してから試しましょう。
ある程度の横幅と高さのある画像を1つ以上含めておいてください。
また、試しなのでアイキャッチ画像には何も設定しないでおきましょう。 - インストールして有効化
XO Featured Image Toolsで探すと見つかります。
- 設定画面へ
管理画面のツール内に「アイキャッチ画像ツール」という項目が増えているので、こちらをクリックします。
- 画像の一括生成
投稿タイプを選び、アイキャッチ画像を生成します。
- 一括生成中
画像の生成中はプログレッシブバーが出て進捗をフィードバックしてくれます。
- 確認
投稿一覧にアイキャッチが表示されるようになっているので、わざわざ投稿を開かなくても成功していることが確認できます。
小さい画像を除外できるというオプションは、大変ありがたい気遣いですよね。このオプションのおかげで、この手のプラグインにありがちな「1つ目の画像は大きくしないと……」というプレッシャーを無視できます。
次からは1記事ずつ自動設定してくれる
この一括処理は基本的にはプラグインを導入したときに一度行えばOKです。次からは、記事を公開したタイミングで1つ目の画像をアイキャッチとして自動設定してくれます。
デフォルト画像の設定方法
デフォルト画像の設定を行うには、別画面から設定が必要です。
管理画面の「設定>XO Featured Image」を選択します。
アイキャッチが生成されません
いくつかのケースが想定できますので、列記しておきます。プラグイン製作者様の負荷を軽減して、よりよいプラグイン運営に注力してもらうためにも、公式ページで質問する前にこちらを確認してみてください。
解決しない場合は、日本語で質問できるので質問してみましょう。
- 「外部画像(添付ファイル以外の画像)も対象とする」がチェックされていない場合は、1つ目の画像が外部画像だとスキップして、最初に添付された内部画像をアイキャッチとして設定する仕様です。
- JetpackのCDNには対応していないので、Jetpackの設定で画像を最適化するようにしている場合は、上手く行かない可能性があります。
- 外部画像を使用しており、その外部画像が直リンク対策などを施している場合も失敗する可能性があります。
- 記事のカスタムフィールドに「disable_featured_image」が設定されている場合はスキップします。
- すでにアイキャッチが設定されている記事はスキップされます。
- Instagramの画像には対応していません。Instagram側で直リンク対策がされており、これを回避するにはどうしてもコストがかかってしまうため、プロ版が用意されていないことも考えると、おそらく今後も対応はされないと思います。なお、Feature Image From URLプラグインであればプロ版でInstagram画像にも対応しています。
有用なレビュー
Feature Image From URLとの比較
いくつかの条件がクリアできればFeature Image From URL(FIFU)のほうがおすすめです。
具体的には下記項目に当てはまるならFIFUがおすすめです。
- Unsplashを利用しており、画像を見つける際にわざわざUnsplashサイトに行かないで投稿画面から検索して設定したい
- Instagramの画像や動画サムネイルなどを利用したいニーズがあり、39.90ドル払ってもOK
- サポートが英語でも気にならない
- JetpackのCDNなどを使って画像最適化したい(画像URLがJetpackのものに変わるが、アイキャッチとして利用したい)
- WooCommerceも併用したい
とはいえ、XOは無料で使えるプラグインとしては非常に洗練されています。シンプルさを保ちたい方や、XO Featured Image Toolsの機能で満足であるなら、あえてFIFUを選ぶ必要はないでしょう。
アイキャッチを一括生成する注意点
XOにもFIFUなど多くのアイキャッチ系プラグインに言える注意点として、一度プラグインを通して設定されたアイキャッチは、プラグインを削除してもアイキャッチ化が解除されることは、基本的にはありません。
つまり「一括アイキャッチ化試してみたけどなんか違う」と思ってプラグインを無効化・削除しても、記事にはアイキャッチがついたままです。
これを取り外すには手作業でコツコツ1記事ずつアイキャッチを取り消す作業をする必要があります。(PHPに詳しいならプログラムで一括削除も可能です)
そのため、試験運用でアイキャッチ一括処理をする場合は、よくよく注意しましょう。できればLocalWPなどを使って試験環境を作って動きを確かめましょう。
まとめ
外部画像にも対応していることで、無料素材サイトから直リンクして画像を使っているブロガーには嬉しいプラグインになっています。